盆に思い出す話【怖いい話】
私は毎年お盆時期になると思い出す事があります。
数年前のこと、実家の母親から連絡があり10年前に亡くなった兄から携帯に連絡があったと…
母親は怖くて電話に出れなかったと…
しかも2回も…
母親が非常に動揺しており、心配になり実家へと向かいました。
最初は半信半疑で「何かの間違えやろ~」と母親から携帯を借り、着信履歴を調べたところ間違い無く叔父さんの履歴が…
発信履歴も確認したがこちらから発信した履歴は無い…何故だろう…
母親も怖がっていた為、わたしは真偽を確かめるべく、勇気を振り絞り先程の番号へリダイヤルしました。
トゥルルル〜トゥルルル〜
ガチャ!「わぁ!出た!」と胸の中
相手「もしもし」
私 「あっ!もしもし 先程2回そちらから着信があったので折り返しですが?
どちら様ですか?」
相手「………………そちらから先に電話がかかってますが?」
私「こちらからですか?」
相手「そうですよ。こちらには◯時◯分に着信履歴があったので折り返しですけど」
私「間違ってかけてしまいました。失礼しました!」終話
母親にこっちからかけたらしいよと話しましたが
母親「絶対かけてない……あっ!」
母親「うっ…うっ…」
と突然泣き出しました…
よくわからない状況に私は困惑し、母親に何で泣いているか聞いてみると
母親「生前はお盆の時期になると兄から毎年大丈夫か?元気しているのか?と毎年電話があったんだよ。昔からすごい優しい兄だったから涙」
私「もしかしたら心配になって電話してきたかもしれないね」
遠方に住む叔父でしたが自営で仕事をしておりましたのでお盆、正月は帰れないことばかりで電話だけが毎年きてたとの事。
今は亡き妹思いの私の叔父さんの話でした。
あまりこんな話は信じてませんけど、実体験すると不思議ですよねー。
お墓参り行かなきゃ🪦